頬や腕にちょっとだけ血が欲しいけど、血糊を買うのはもったいない…そんな時にオススメなのが、簡単血糊!
スーパーで購入できる2つのアイテムを使って、スタジオやロケ地でその場で簡単に血糊を作れます。
しかも、肌に負担が少なく後処理も簡単です。
この記事では、簡単血糊の作り方と、メリット、デメリットを画像付きで紹介します。
実際に簡単血糊使用して撮影した写真がこちら
実際にスタジオで作成した血糊を顔に塗って撮影しました。(背景の障子についた血はスタジオのものです)
光の当たり具合やスタジオの明るさにもよりますが、それっぽく映っていると思います。
簡単血糊はどこでも買える商品で誰でも簡単に血糊撮影ができちゃいます。
ほんのちょっと、手や顔に血が欲しい、なんて時にぜひ試してみてくださいね!
やってみよう!簡単血糊の作り方を画像で解説
簡単血糊の材料はたったの2つ!
それでは実際に簡単血糊を作ってみましょう!
アラビックヤマトのりと食紅だけです。
ヤマト 液体のり アラビック 50ml 3本入 NA-50RH-3P(Amazon)
手順は全部で3ステップです。
簡単血糊の作成手順① ヤマトのりを適量肌に出す
別の容器やパレットを用意してもいいですし、最初から「ここに血糊が欲しい!」という場所で作ってしまっても大丈夫です。
私は腕に血を付けたいときは、腕の付けたい場所で作ってから他の場所に塗布していました。
簡単血糊の作成手順② 食紅を振りかける
ノリの上に直接食紅を振りかけます。
今回は10円玉大のノリに付属のスプーン2杯の食紅を混ぜました。
この時、衣装にかからないよう注意しましょう。
加減が判らない時は、色味を見ながら少しづつ混ぜていくといいですよ。
簡単血糊の作成手順③ 塗って乾かす
出来上がった簡単血のりを、顔や腕など血を付けたいところに塗ります。
一番下の広範囲の血は指で直接塗布したもの、上の細い傷はつまようじで作りました。
環境にもよりますが、乾くのにそこそこ時間がかります。
今回の画像程度の量で、完全に乾くまで約10分かかりました。
簡単血糊の3つのメリット
誰にでも作れてすぐにできる!後処理もラクチン!
材料さえあれば3分で作れちゃう簡単血糊の3つのメリットについて、詳しく解説していきます。
簡単血糊のメリット① コスパが良い
1本100円程度のアラビックヤマトのりと400円程度の食紅の合計約500円!(Amazon:2020年6月初旬時点)
血糊の多くが1,000円~1,500円前後の事を考えるとお手軽でハロウィン時期等で品薄でも手に入り易いはずです。
(参考:Amazon 血糊検索結果)
簡単血糊のメリット② 材料調達が楽
私はのりは近所のスーパーで、食紅はカルディで購入しています。
大型のスーパーならのりは文具売り場で、食紅は製菓コーナーで買えますよ。
ちなみに、以前持っていくのを忘れてしまい、撮影スタジオの近くのイオンで現地調達したこともあります。
簡単血糊のメリット③ 後処理が簡単
アラビックヤマトのりを肌に塗ったことがある方なら知っていると思いますが、乾くとぺりぺりと簡単にはがせます。
撮影が終わった後は、ツメでぺりっとはがしてゴミ箱に捨てて、ウェットテッシュなどで拭けば後処理終了!
肌に残った色はウェットテッシュやクレンジングシートでさっとふけば落ちます。
簡単血糊の3つのデメリット
簡単、手早くラクチンに作れる簡単血糊でも、もちろんデメリットはあります。
簡単血糊のデメリット① やや使用場所を選ぶ(口元、肌の弱い人、布はNG)
■口元、粘膜はNG 食べられません
簡単血糊は材料にアラビックヤマトのりを使用しているので、口に入れることができません。
口の端から血が滴るようなイメージの撮影には向かないので注意しましょう。
また、口だけでなく耳や目、鼻など粘膜に近い場所での使用も控えることをオススメします。
■肌の弱い方はご注意下さい
子供の頃に経験がある方もいるかも知れませんが、皮膚の弱い方はかゆみや発疹を起こす可能性があるそうです。ご注意下さい。
■布に付着するとべたべたになります
実際に綿100%の布に簡単血のりを塗布してみました。
ものすごく染みます‥‥ベタベタです。洗っても布に赤みが残ってしまいました。
もちろん布の材質によりますが、基本的に衣装につくと色は取れないと思ってよいでしょう。
その代わり、乾くとそこそこ血液のシミっぽくはなるので、あえてそういった演出として使うのはいいかもしれません。
ただ、肌に塗るのと違って乾きが非常に遅いので、できるだけ前日までに家で塗っておくことをおすすめします。
簡単血糊のデメリット② 大量に使えない
ホラー系のキャラクターなど、体中に大量の血糊を使用するシーンの撮影にはノリの量や乾く時間を鑑みるとあまり向いているとは言えません。
あくまで手や足などにちょっとした血の表現が欲しい!という時にだけ使用できる方法です。
簡単血糊のデメリット③ 深みのある血の表現には向かない
血が何層にも乾いて重なったような、深みのある血の表現には向いていません。
そういった表現をしたい場合は、絵の具や本物の血糊など、別のアイテムを使用する方がそれっぽくなります。
いちいち作るの面倒な方にはおすすめ!初めから混ぜちゃう簡単血糊
その場で混ぜるのも面倒くさい!という人には、最初から混ぜてしまう方法がオススメです。
アラビックヤマトの中に食紅を入れて、綿棒やつまようじで混ぜてしまいましょう。
撮影当日に混ぜたノリを持っていけばその場ですぐ使用できますよ。
今回使用したアラビックヤマトは50mlのもので、食紅を付属のスプーンで約10杯入れました。
普通ののりを使うのと同じ要領で簡単に使えます。
口が細いものを使うと塗布し易いかも知れません。
最後に
手に入れやすい材料で簡単に作れる簡単血糊は1つ持っておくとその場でちょっと印象の違う撮影が可能です!
血糊を使う予定が無くても鞄に1本忍ばせてみては如何でしょうか?
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