子供の記念写真に使えるプロの技【 七五三 入園式 入学式 】

入学式や入園式などの子供の記念行事はそれぞれが一生に一度きりのイベントで、特に子供の成長を感じ取れる貴重な日です。

 

あっという間に変わってしまう子供の成長を綺麗に残しておきたくありませんか?

 

撮影の時に感じた匂いや空気感が次第に思い出され、記憶が鮮明に蘇っていく過程は、写真でしか味わえないものです。

 

撮影時のちょっとしたポイントを知っておくことで子供特有の「ジッとしていない」「機嫌が悪くなる」「表情がかたい」といった、記念写真の失敗を回避することができます。

 

今しか残せない記念写真を、感動とともに残していきましょう。

 

子供の撮影には事前準備と心構えが大切

モデルがお子さんの場合、会話や状況の理解度、体力や集中力に個人差があります。

 

小さいお子さんほどグズってしまいがちですが、不慣れな服や撮影で体力的・精神的に疲れてしまうことですので決して悪意があるわけではありません。

 

お子さんの為にも撮影時間は短く済むよう、準備を整えて対策をしておきましょう。

撮影したいポーズをあらかじめイメージしておこう

撮影スタジオを使用しない家庭での記念撮影は行事の当日に撮影することが多いため、どうしても時間に余裕がなくなってしまいます。

 

あらかじめ撮りたい場所やポーズやイメージを決めておき、心に余裕をもって当日に臨みましょう。

撮影者の焦りやイライラはモデルに伝わってしまう

子供は親の気持ちや、まわりの雰囲気に敏感に反応してしまいます。

 

カメラマンや周りにいる人は、声をかけて不安や緊張を取りのぞき、お子さんがリラックスできる場を作り上げていきましょう。

 

記念撮影時のポイント

記念の写真は、何の記念なのかが一目でわかる写真にしたいものです。

 

写真に変化を持たせるため、

 

 

①全身が納まった写真

 

②表情中心の写真

 

③背景を活かした広角写真

 

 

といった3パターン以上の写真を残すと良いでしょう。

 

また、準備する小物も行事に関係するものを選ぶと思い出の写真となります。

まずは服装やカメラに慣れてもらおう

記念の日には、真新しい制服や着物といった特別な衣装を着るため、普段とは違った緊張感があります。

 

会話や体を使ってコミュニケーションを取りながらカメラテストを行い、緊張をほぐしてあげましょう。

子供の要求には柔軟に対応してあげよう

お子さんの年齢によっては集中することが難しく、疲れてしまうことがあります。

 

小物や遊びで誘っても気持ちが切り替わらない時には、思い切って別の日に撮影をする、服装を変えるといった対応も検討してみましょう。

七五三記念の場所選びと便利グッズ

七五三の撮影の背景は、神社の境内や鳥居の前、参道の木陰といった奥行きが感じられる場所を選ぶと構図が決まりやすく、手水場やお参りの鈴といった場所を象徴する物と一緒に撮影すると印象的な写真に仕上がります。

 

落ち葉や松ぼっくりなどの自然の物は着物との相性もよく、季節感も取り入られるのでおすすめです。

 

また、新品の「ヘアピン」小さな「目玉クリップ」を持っていきましょう。

 

「ヘアピン」は、襦袢や着物の胸元が開いてしまう時に縫い目に差し込み、胸元を整えることができます。

 

 

「目玉クリップ」で着物の袂を留め、襦袢の飛び出しや着物の汚れを防ぎましょう。

入園・入学記念の場所選びと便利グッズ

入園・入学の撮影は、校舎や看板の横が定番ですが、混みあうことが多いため、撮影は短時間で終わらせましょう。ご自宅と学校が近く、学校関係者や近隣の迷惑にならないのであれば、先に一度撮影の為だけに校門に行ってしまうのも良いかも知れません。

 

桜の下や、通学路の途中にある土手といった小高い場所を選ぶと季節感が得られ、下から空を入れて撮影することで背景のゴタつきを軽減することができます。

 

撮影には白い「ハンカチ」と教科書や絵本といった「本」が活躍します。

 

「ハンカチ」は新しい制服を汚してしまわないよう、下にひくことも、膝に広げてレフ板がわりにすることもできます。

 

「本」は、本読みをするカットや、一緒に読みながら撮ることで家族写真に活用することができます。

 

学校や神社によっては撮影が禁止されている場所もあるため、事前に確認し、必ず撮影の許可を取りましょう。

 

 

撮影スポット以外でも心に残る写真は残せる

カメラをのぞいていると、子供の気持ちが撮影に向いていないなと感じることがあります。

 

子供は正直ですので、眠たい時や疲れてしまった時はこちらのリクエストに応えてくれません。

 

そんな時にはワクワクを刺激して気持ちを切り替えてあげましょう。

 

子供の表情が変わる時1.【何かに触れる瞬間】

子供は、自分が興味を持っているものに注目してくれる人が大好きです。

 

その子が好きな物を見極めて手に持ってもらい、「〇〇ちゃんが大好きな物、カメラさんにも見せてくれる?」と声をかけてみましょう。

子供の表情が変わる時2.【体を動かす瞬間】

ボールや風船、シャボン玉を使ってキャッチしたり投げてもらったりすると軽い運動ができ、眠気も飛んでいきます。

 

入園や入学式の撮影の場合は帽子を投げてもらいながら、表情を逃さないようにシャッターを切ります。

まとめ

記念写真はお子さんにとっても家族にとっても大切な節目の写真です。

 

以下のことを参考に、撮影マナーを守って撮影しましょう。

 

・記念写真の撮影は気持ちに余裕を持って、事前にポーズやイメージを決めておこう

 

・全身・表情・広角の3パターンの写真を残そう

 

・七五三の撮影は奥行きのある場所を背景に、象徴的な物を入れ「ヘアピン」と「目玉クリップ」を準備しよう

 

・入園・入学式の撮影は小高い場所を背景に、季節感を取り入れ「ハンカチ」と「本」を準備しよう

 

・何かに触れる瞬間と体を動かす瞬間を逃さないようにしよう

 

sabi-seiji

sabi-seiji

瀬戸内海に浮かぶ島で写真館を経営している夫・子供2人・ボタンインコと暮らしている。 主婦ライター、ときどきサブカメラマンとして任務に着く傭フォトグラファー。相棒はCanon EOS-1D X。 通常はフォトレタッチ・デザイン担当。 ヘアメイク・着付けを上達するべく奮闘中。

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瀬戸内海に浮かぶ島で写真館を経営している夫・子供2人・ボタンインコと暮らしている。 主婦ライター、ときどきサブカメラマンとして任務に着く傭フォトグラファー。相棒はCanon EOS-1D X。 通常はフォトレタッチ・デザイン担当。 ヘアメイク・着付けを上達するべく奮闘中。