ライブを動画撮影するコツとは?知っておきたいポイントや便利な機材などを紹介

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好きなアーティストのライブやパレード、バンドパフォーマンスを動画撮影して残したい人が増えています。

また、スマートフォンの高性能なカメラを活用して手軽に始められる副業としてライブカメラマンに注目が集まっています。

この記事に辿り着いた方も、ライブ動画撮影のコツを知りたいと考えている人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、ライブを動画撮影するコツや便利な機材、知っておきたい注意点について紹介します。

そもそもライブを動画撮影することは可能?

ライブを動画撮影したい場合には、主催者が決めたルールを確認し、動画撮影をすることが可能なのか事前に確認することが大切です。例えば、コンサートでの写真や動画の撮影は「私的利用」であれば著作権侵害にはならないため、基本的にOKとするものもあれば、SNS等の拡散や会場の混乱防止、あるいは著作権管理の関係上、撮影全面NGとするものもあります。

また、ライブの動画撮影がOKだったとしても、「動画撮影しているのが気になる」「利益目的でyoutubeに投稿してしまうのではないか」「撮影自体がライブの邪魔になる」等、周囲の人がどう感じるかは様々です。せっかくのライブを楽しみたい気持ちは周りの人も同じため、迷惑にならない程度の動画撮影を心掛け、配慮をすることは忘れないようにしましょう。

ライブを動画撮影するコツは?

動画を撮影する場合、プロが撮影するような動画に近づけなくても後から見返した時に違和感を持たない程度に仕上げたいと考えている人は多いのではないでしょうか。ここでは動画撮影を失敗しないために必要なコツを紹介します。

事前準備

初心者の場合、動画撮影ときくとなんでもかんでも撮りたくなってしまいがちです。しかし、いきなり動画を撮影し始めるのではなく、どんな動画に仕上げたいのか、イメージを組み立ててから撮影環境を整えていくことをおすすめします。

もしも、誰かから頼まれて動画を撮らなければいけない場合には、依頼者の要望に少しでも応えられるように、何を撮影すべきなのか明確にしておくことが大切です。動画のイメージができたら、動画撮影がスムーズに行えるように準備を進めましょう。もしも事前に被写体などの現場の動きが把握できるようであれば、失敗を防ぐことができるのでおすすめです。

手ブレを防ぐ

カメラを手に持って撮影する場合には、手ブレ防止が重要です。手ブレによって動画の質が下がってしまうため、予め手ブレの補正機能のあるカメラを選択したり、手ブレを防ぐアイテムを積極的に使ったりしましょう。どうしても難しい場合には、両手でカメラを持ち、脇を締めて手元が安定するように意識するのもおすすめです。手ブレ防止アイテムには三脚ジンバルなどを試してみましょう。

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ホワイトバランスにも注目

ライブを動画撮影する場合、会場が室内というケースが多いです。室内では自然光が入らないため、ホワイトバランスなど光を調整することでより被写体がくっきり綺麗に映し出すことができるのでおすすめです。

スマホのカメラのオートモードで撮影するのもいいですが、ベストではありません。光の加減をそのまま映し出してしまうため、ライブ会場に応じて適宜手動で調整を行ってください。ホワイトバランスを意識することで、室内であっても、メリハリがありクオリティの高い動画に仕上げることができます。

ライブの動画撮影に使える便利な機材

ここでは、ライブの動画撮影において持っておくと役立つおすすめの機材を紹介します。動画のクオリティを上げていきたい人は、機材を揃えておくとさらに綺麗な動画を撮影することができるので、参考にしてみてください。

三脚

動画撮影の機材として、持っておくと便利なのが「三脚」です。

YouTuberなども愛用している人が多いですが、三脚があるだけでカメラを置いてゆっくり撮影ができるため、ブレを防ぎ観ている人のストレスを軽減することができます。しかし、三脚といっても種類が豊富にあるため、持ち運びしやすいような手頃なサイズのものにするのか、より安定するものにするのか、用途によって自分に合ったものを選択しましょう。動画を撮影するときに手ブレを補正してくれるジンバルもおすすめです。

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照明(ライト)

ライブの会場やルールによっては難しいかもしれませんが、小規模のライブや個人的なライブ動画撮影を考えている場合には、照明を準備しておくことをおすすめします。理由としては、ライブの動画を撮影する上で、照明があると被写体に光をあてることができ、鮮明で明るい映像を撮ることができるからです。

より見栄えが良く綺麗な映像を目指している人は、照明を持っておくと動画の質をあげられるのでぜひ試してみてください。ちなみに小型の照明から自分を映し出す程度の大きさなど、サイズは豊富にあるため、用途に応じて自分に合うものを選びましょう。

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マイク

最近ではビデオカメラやスマホのカメラの性能がよく、マイク機能も通常モードで十分に満足できます。しかし、高性能だからこそいらない音も拾ってしまう傾向にあります。音に敏感な人は雑音が多く、気になってしまうポイントの一つです。音にこだわりたい場合には、外付けマイクがおすすめです。音の強弱を調整できたり、マイクで拾いたい音だけをしっかりと拾ったりすることができます。

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ライブを動画撮影する際の注意点

ライブ会場は人が多く、動画撮影をする場合には気を付けておきたい注意点が多くあります。一つずつチェックしていきましょう。

個人情報を映さない

ライブを動画撮影をする場合には、動画内に顔などの個人情報が映り込まないように気を付けましょう。私的に使用する場合にはトラブルになる可能性は低いものの、会場でクレームをいただく恐れがあります。

「関係ない人が映りこまないように」気をつけて動画撮影し、万が一、背景に人が映り込んでしまった場合には、掲載許可を取ったり、動画編集で後からモザイク加工を行ったりするなど、配慮を心掛けましょう。

アイレベルを意識しよう

ライブの動画撮影をする場合、後から観かえしたときに安心する見え方を意識して撮影することが重要です。そのため、被写体の目と同じ高さにカメラやスマートフォンを置いて撮影する通称「アイレベル」「目高」と呼ばれる撮影方法がおすすめです。

また、被写体によっては別アングルとして、被写体より高い位置から見下ろすように撮影する「俯瞰(ふかん)」を取り入れたり、被写体から低い位置で見上げるように撮影する「あおり」なども使い分けると、より観やすくこだわりのある動画に仕上げることができるため、どのアングルが自分の動画に適しているのか、色々と試してみるといいかもしれません。

まとめ

今回は、ライブを動画撮影するコツや便利な機材、知っておきたい注意点について紹介してきました。

ライブを動画撮影したい場合には、主催者が決めたルールを確認し、動画撮影をすることが可能なのか事前に確認することが大切です。「私的利用」であれば著作権侵害にはならないため、基本的にOKなケースが多いですが、たくさんの人が参加しているライブ会場では周りへの配慮を忘れないようにしましょう。

また、ライブを動画撮影するコツとして、手ブレを防ぐ三脚を使ったり、より綺麗な動画に仕上げるために照明を取り入れたりするのもおすすめです。後から動画を観た時に、納得いく動画に仕上げるために、本記事を参考にチャレンジしてみてください!

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