こんにちは。
ふぉーかすスタッフです。
初回記事以来の執筆となります。
現在、ウイルスの影響による不要不急の外出は避けている中でどうしても『趣味で写真を撮る/撮られる』という理由で外出しづらくなっています。
しかしながら撮影スタジオ経営者をはじめとする撮影に関わる方々にも生活がかかっています。
折角設備や内装、衣装を用意したり、腕のいいカメラマンさんによる撮影やスタッフのサポート等のサービスを用意したりと様々な工夫をなさっているのに自粛が原因で無くなってしまうのは勿体無いと感じたので、この記事を書かせて頂きます。
撮影スタジオ経営者をはじめとした撮影に関わる方々がどう工夫して自粛期間を乗り切っていらっしゃるのか、利用者側から出来るサポートはあるのかといった情報をSNSやネットニュース中心にはなってしまいますがまとめさせて頂きます。少しでもお役に立てれば幸いです。
最後にはご意見用のリンクも貼っていますので、『うちはこういう工夫をしています!』『スタジオ/モデル/カメラマンがこんな方法で集金してくれれば課金します!』といったご意見等ありましたら頂戴できれば幸いです。
紹介内容について
『今、本当に困っている方に役立つ』ということに重点を置きますので、例えば『SNSでアピールして解禁後の潜在顧客を開拓する』といった将来に向けての営業活動については触れません。
公的な補助制度の活用
有名なところですと持続型給付金や特別定額給付金といった各種制度が整えられています。
もちろん上記2点以外にも各地方自治体によって給付、貸付、融資あっせん、いくつもの制度が利用できます。ご自身の自治体(都道府県、市区町村)の補助制度を確認してみて下さい。
(例)東京都:『感染拡大防止協力金』
『施設の使用停止や施設の営業時間の短縮へのご協力依頼について、休業などに全面的に協力いただける都内中小企業および個人事業主の皆さまに「東京都感染拡大防止協力金」を支給します。』
→支給:50万円(2事業所以上で休業などに取り組む事業者は100万円)
利用者/関係者から資金を募る
利用料を前払いするチケット(スタジオを使える/モデルを撮影できる/カメラマンに撮影して貰える)
・利用券
・〇ヶ月間割引チケット
といった後に利用出来たり割り引かれるものが主な取り組みでした。
シンプルな紙をばらまくと悪用される恐れがあるので、IDの発行やアナログですが印鑑等の工夫は必要かもしれません。
また、利用期間についても発行から〇年としてしまうと予想以上に長引いた場合、使用が難しくなってしまうので状況によって延長等の注意書があっても良いかも知れません。
シンプルに寄付を募る
持続性に不安はありますが、有名なカメラマンさんやモデルさんがついている、他のスタジオには絶対にない設備がある等、無くなったら困る理由があれば可能性はあるかと思います。
撮影以外での収入源を得る
機材の売却/レンタル
・作例と共に優先度の低い機材を売却
中古でもプロが使用していた機材を割安で購入可能ということは魅力的かも知れません。
※注意点
①身切りの様になってしまうこと
②中古品なのでトラブル対応のリスクを孕んでいること
③状況によっては古物商許可が必要なので注意すること
・自粛中に利用しない機材を貸し出す
プロが使っている機材を安価に試すことで購入前の検討出来ることは有難いと思います。
※不慮の事故リスクに備える為、動産保険は必須かも知れません
過去の作品を販売する① 写真や衣装等の販売
手数料はかかってしまいますが、写真データを売買するサイトや衣装をフリマサイト等で販売する方法で収入を得ることは出来ます。
過去の作品を販売する② 頒布物の発行
モデルさんやカメラマンさんは写真集やROM等イメージがしやすいかと思います。
スタジオの場合は同じスタジオでも雰囲気の異なる写真を紹介したいところですが、それでも1スタジオで1冊はなかなか難しいと思うので、いくつかのスタジオで共同出版という方向性であれば魅力的かも知れません。
1スタジオ1Pでまとめられた全国のスタジオ紹介誌があったら個人的にはペラペラ見てみたいです。1スタジオ辺りの収益はそれだけ減ってしまいますが、、、
同様に集客力に不安があるモデルさん、カメラマンさんも共同出版は面白いかなと思います。
但し、共同出版の場合には収益/費用をどうするかという取り決めは慎重に行ってください。
動画配信、アフィリエイトブログ等
これは胡散臭くなるので簡単にしか触れませんが、魅力あるモデルさん、ノウハウのあるカメラマンさんは面白い動画やブログが作れるのではないかな?と思っています。
【スタジオ経営者様向け】スタジオの用途を検討する
これは路面店舗か空中階か、不動産会社やオーナーが認めてくれるか等によって大きく変わりますが、思いつく限り列挙させて頂きます。
もちろん上記に加えて各自治体の許可、届け出等もあるかとは思いますので、
①そもそもの実現可能性を検討(需要が見込めるか、広さや設備に問題が無いか)
②不動産会社に相談(大家の許可が得られるのかどうか)
③必要に応じて各自治体に許可申請、届け出
となるかと思います。
全てが整ったらSNSやスペースマーケット、インスタベース等を活用して宣伝しましょう。
不特定多数との濃厚接触を避け、一時的な転用も可能(そう?)な店舗候補
・スタジオを変更せずに証明写真を売り出す(今後転職活動が活発になることが予想されます)
・個人向けのサービス業向けのレンタルスペース
例:ヨガ、マッサージ、ネイルサロン等(鏡やマッサージベッド、シャワー室があれば尚よし?)
・弁当の販売窓口(キッチンが無くても営業が難しいレストランに転貸可能?)
ご意見箱
ここまでザっと調べた結果を並べさせて頂きました。
撮影に関わる業種では無くても『これスタジオとかモデルさんで使えるんじゃないの?』といった別の取り組みがありましたら下記CONTACT又はツイッターのDMにてご連絡頂ければ随時追記させて頂きます。積極的にご連絡下さい。
最後に
冒頭にも書きましたが、折角フリーになったり企業したりした方々がこんなウイルスの為に心半ばで諦めてしまうのは本当にもったいないと思ってしまいます。
どうにか継続してお仕事が出来る様、補助金やあの手この手の工夫で在宅しながら乗り越える情報をまとめさせて頂きたいと思います。
ご協力の程、よろしくお願いいたします。
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