集合写真のコツ~立ち位置・アングルでこんな小顔に~

クリスマスや忘年会、お正月、卒業アルバムなど、これからの時期は季節のイベントも増えてきて集合写真を撮る場面も多くなってきます。

この時期になると、

 

「私、集合写真うつり悪いなー泣」

 

と実感することありませんか?

 

写真は一生残るものですし、SNSで広がって自分の知らない誰かが自分の顔を見ることになるかもしれません。

特に大勢のイベントで撮る写真では少しでも綺麗に写っておきたいですよね。

 

もちろんカメラマンの腕前によるところも大きいですが、立ち位置やアングルといった写真を撮られる側、依頼する側の努力でも写真写りは改善することができます。

 

そこで今回はこれからのイベントで使える「綺麗に写る」テクニックのなかで、特に「小顔に写るテクニック」をご紹介します。

小さく見えるポジション

 

まず初めに小さく見える立ち位置についてです。

 

「写真では私いつもこの立ち位置なの」と決めていませんか?

もしかしたら、知らず知らずのうちに毎回損しているかもしれません。

 

スマホレンズの特性

 

人間の目も含めて、カメラのレンズは基本楕円の形をしています。

その楕円をさらに球体に近づけたものがスマホについている「広角レンズ」です。

 

魚眼レンズとも言います。

魚の目は多くの天敵から身を守るため、広範囲見えるよう球体に近い形をしています。

 

平らなレンズと広角レンズについて同じ距離から2つのレンズの比較をしてみます。

 

比較的「平らな」レンズ

 

広角レンズ

ここまで広範囲が写ります。

真ん中を死守せよ

広角レンズには弱点もあります。

広く見える代わりに端の方は縦横に引き伸ばされて見えるのです。

 

こちらの『クマ』にご注目下さい。

 

このように、同じレンズ、同じ距離から撮った写真でも「クマ」の幅がかなり変わっているのがわかると思います。

 

このことから、集合写真で最も小顔に写る立ち位置は「真ん中」である、ということが言えます。そして、それは顔に限った話ではありません。

 

縦だけでなく横にも「引き伸ばされる」ので、より太って見えてしまいます。

あなたは目立ちたくないからといって、いつも端っこ行くとこうなってしまいます。

 

ただ、我先にとど真ん中を確保するのは気が引けると思います。そんなときは、友達を誘ってさりげなく中央2列目以降移動しましょう。

 

1列目ではなく後ろの方だと、写真の真ん中でも友達も付いてきやすいです。

 

端っこになってしまったら

 

それでも端の立ち位置になってしまった場合は、出来るだけ真ん中に寄って写真に写りましょう。

 

この際に頭を含め、体全体を正面に向けすぎないことが重要です。体を斜めにすることでカメラに写る面積が狭くなり、小さく、細く見えます。

 

さらに、スペースに余裕があれば、腰に手を置き肘を張るなど腕にも動きを付けるのが良いです。

全体として縦のラインが強調されて体が長く見えることに加え、顔の面積も狭くなるので小顔効果が期待できます。

 

 

小顔になる高さで撮る

2つ目のテクニックは、カメラの高さで小顔に見せる」です。

 

普段写真を撮る際にあまり気にしない方が多いと思います。

ただ、カメラを構える高さは写真撮影において非常に重要です。

 

みなさんスマホでカメラを撮る際に自分の目の前にカメラを構えますよね。

実はあの高さって、顔を大きく見せてしまっているんです。

 

高さでこんなに変わる

上から撮影

 

一見綺麗に写っているようにも見えますが、少し頭が大きく体が小さい印象です。

特にカメラマンでもない人はカメラやスマホを自分の目の前に持ってきます。

極端ではありますが、このように写る場合がほとんどです。

 

 

真正面から撮影

 

少しの変化ではありますが、顔と体の比率が均等になりました。

撮影者の体の真ん中、およそお腹の高さから撮影するとこのように写ります。

 

 

下から撮影

 

一番初めの写真に比べてかなり顔が小さく、足が長くなったと思います。

小顔には写るのですが、足が長すぎて不自然に見えるので通常の写真撮影ではあまり使わない高さです。

背景に入る建物が高い場合等に使われます。

 

顔の大きさ比較

ポイントは「お腹の高さからやや低め」

 

高さによって顔の大きさが変わることは理解していただけたと思います。

さらに欲を言うと、「お腹の高さからやや低め」の高さで撮るとベストです。

 

先ほどの写真でいうと2番目、被写体の中心で撮った場合には体の上下が均等な長さで写ります。

この高さでも顔が大きくなり過ぎず、十分綺麗な写真写りです。

 

さらに3番目の写真、下から撮った写真に少し近づけます。

すると全体のバランスを保ちながら少し足が長く、顔は小さく写る黄金比が出来上がります。

 

写真のお願いの仕方

ここまで理解したら自分達で写真を撮る際は問題ないはずです。

ただ全員で写りたい場合、人にお願いして気に入らない写真を撮られたのでは残念すぎます。

 

写真のお願いの際には上手く撮れるコツがあります。

それは「自分で高さ調整したうえで、その地点から撮ってもらうようにお願いする」ということです。

 

カメラでも勉強していない限り、人からお願いされてカメラの高さまで気にして撮影してくれる人はいません。

少しの準備することで満足いく写真が撮れ、お願いされた方も嬉しくなります。

あごの引き方

最後のテクニックはあごの引き方です。

 

免許証の撮影などで「はい、あごを引いてくださーい。」と言われますよね。

ただ写真撮影において、あごを引いた方が良いときと引かない方が良いときがあることを知ってますか?

 

あごを効果的に引くことによって、輪郭がハッキリと現れ小顔に写ります。

逆に間違った引き方をしていると、首に陰影がでて二重あごが強調されたり、顔が大きく見えてしまいます。

 

上から自撮りするとき

 

まずは仲間の誰か、もしくは自分が自撮りをする場合です。

この場合、あごは引かずに自然体で、少し突き出すぐらいの意識で良いでしょう。

 

自撮りするときカメラは撮影者の頭より上にある場合が多いもの。

この角度から撮ることによって顔がしっかりと写り、その場に誰がいるかハッキリわかるからです。

 

ただ、ここであごを引いてしまっては首がなくなってしまいます。

首がなくなることで頭が大きく見えてしまうだけでなく、体全体のバランスも悪くなります。

 

ここであごを自然体にして、若干前に出す意識を持つことで首が長く見えます。

結果的に、画面のなかで顔の割合が少なくなり、より小顔に写ります

正面から、集合写真のとき

 

逆に全体写真など、カメラのアングルが正面の場合にはあごを引きましょう。

ただし、単純に「あごだけ」を引くのではなく、綺麗に写るにはコツがあります。

 

それは「頭全体を首を起点に後ろに下げて背骨に乗せる」ということです。

 

「あごだけ」を引いてしまっては、カメラが正面にあったとしても上から撮ったような写真になります。

 

つまり、首がなくなります。

 

そうではなく、頭全体を背骨に乗せることで、自然とあごは引かれ首がスッと長く写ります。

さらに、肩甲骨も体の中心に寄るおかげで猫背も改善されます。

+αで更に小顔

 

シチュエーションとして多いのは自撮りだと思います。

そこで自撮りで使える、実はみんなもう使ってるテクニックを2つご紹介します。

 

1.   顔を「斜め上」

2.  髪は「向こう側に」

 

この2つです。

イメージ

まずは1.顔を「斜め上」、これは先ほどのあごに加えて首のラインをさらに長く見せるためのテクニックです。

1.顔は「斜め上」という前提で、2.髪は「向こう側」、カメラから遠い側に髪の毛を流しましょう。

少し前に虫歯ポーズが流行りましたが、これに近い効果が得られます。

 

顔の近くに大きいもの、もしくは長いものを置くことで相対的に顔が小さく写るという効果があります。

さらにカメラに近い側は髪を耳にかけると尚よいです。

 

こうすることで「向こう側」の髪の長さが強調されます。

加えて、カメラに近い側の首元がしっかり見えるようになるので、首も長く見えてより効果的です。

最後に

ここまで集合写真で使えるテクニックについてご紹介してきました。

これからの季節、家族や友人と集まるイベントも多くなります。

クリスマスのイルミネーションスポットや忘年会等記念撮影も増えることでしょう。

 

これらのテクニックを上手に活用して思い出に残る写真に綺麗に写りましょう。

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