【ディズニーランド編】アトラクションも風景撮影も両取り!ディズニーリゾートの巡り方

Photographer

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ディズニー撮影 TOP

 

はじめに

「写真を撮りに行く」という選択をする場合、東京や大阪、京都などの街並みの撮影や山や海などの自然風景など様々な選択肢が上がってくると思います。

 

そして「ディズニーリゾート」もまた魅力的な写真撮影スポットであることは言わずと知れたことだと思います。

 

しかし、ディズニーリゾートへ行く際、写真撮影目的であちこちへ巡るとアトラクションを楽しめない、逆にアトラクションに並びすぎると風景写真を撮る暇がなくなってしまうという課題も出てきます。

 

ディズニーへの同行者が私たちのようなカメラ好きではない場合、写真を優先するかアトラクションを優先するかで楽しみ方は変わってくるでしょう。

 

そこで今回は、トラクションを全力で楽しみながら魅力的な建築写真と自然風景写真が撮影できるディズニーランド、ディズニーシーそれぞれのオススメルートと撮影スポットを写真とともにご紹介します。

 

ぜひ、この記事を参考にパークを巡ってみてください。

 

ディズニーシー編はこちら!

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既にシー編をご覧頂いた方(有難うございますっ!)は重複する内容がありますのでこちらからどうぞ!

5 【ディズニー撮影 ランド編】 充実のディズニー巡りルート

 

 

ディズニー写真の魅力

ディズニー撮影 TOP②

ディズニーリゾートといえば、言わずと知れた国内屈指の撮影スポットであり、ディズニー女子のみならず様々なカメラマンが日々写真を楽しんでいることと思います。

 

ひたすらキャラクターの撮影をする人や友人や恋人と写真を撮る人、ぬいぐるみをおいてディズニーの風景ををバックに写真を撮る人、風景写真を楽しむ人など…

 

今回は少し視点を変えた撮影のアイデアなども交えながら、ディズニーリゾートを風景と建築にフォーカスして紹介していきます。

 

アトラクション巡りと風景撮影の両立

ディズニー撮影 めぐり方

ディズニーランドといえばアトラクションに並ぶだけで1時間以上なんてことはよくある話。人気アトラクションに至っては3時間くらい並ぶこともありますよね!

 

待ち時間3時間のアトラクションに2つ並んだだけで6時間も使ってしまう上、ランチやディナーでも待ち時間が発生するため、アトラクションを本気で楽しむ場合ゆっくり写真を撮っている暇がなくなってしまいます。

 

ディズニーリゾートは人工的に作られた空間です。そのため自然風景のように環境が刻一刻と変わるということが起こりづらいので、事前に撮りたい景色のイメージと撮影スポットを抑えておくことでパークの周り方次第で充実した撮影を楽しむことができます。

スマホでファストパスを取得!

ディズニー好きにとってはおなじみかもしれませんが、アトラクションにほぼ並ばずに乗ることができる「ファストパス」がスマホで取れるようになりました。

ディズニー撮影 ファストパス

以前はアトラクションのある場所まで行って並んでファストパスを取らないといけなかったのですが、スマホで取れるようになったことでより一層撮影をしながら効率的に人気アトラクションの優先権を獲得することができるようになりました。

 

事前に乗りたい人気アトラクションを決めておき、ファストパスを取得することを考慮してルートを決めていきましょう。

 

Google play(androidアプリ) URL

 

App store(iOSアプリ) URL

 

機材について

ディズニー撮影でオススメのカメラ機材についてご紹介します。

今回は「風景・建築写真をメインとする機材構成」というコンセプトで組み立てます。

(ショーパレードを撮影する際はかなり望遠よりの機材に偏ると思うので、今回は風景・建築メインとします)

 

カメラ本体

できればフルサイズセンサーを搭載した「フルサイズ一眼レフ」または「フルサイズミラーレス」があると好ましいです。

理由:明暗差の激しい場所での撮影、暗所での撮影が多いので、APS-C機だと手持ち撮影が厳しい場面が出てくる。特に夜間の街並みの撮影はフルサイズ機の方が圧倒的に楽に撮影が可能となる。

 

レンズ

24〜70mmの標準ズームレンズ

70〜200mmの望遠ズーム

 

の2本があればほぼ撮り切れます。

できればF2.8のレンズが好ましいですが、カメラ本体がフルサイズ機であればF4でもなんとかなります。

 

 

【理由】

暗い場所での撮影では開放F値が明るいレンズの方がブレずに撮影することができます。

開放F値が暗いレンズだとISO感度を上げて無理やり明るくするしかないのでノイズが乗りやすくなります。カメラ本体がフルサイズ機であればある程度ISO感度を上げてもノイズが目立たないのでF4でも耐えられるシーンは多くなります。

 

適さない機材

三脚、一脚、自撮り棒は原則使用できません。(但し自動り棒は条件によって使用可能)

参考:ディズニーリゾート公式サイト

 

【ディズニー撮影 ランド編】 充実のディズニー巡りルート

ディズニー撮影 地図

画像引用元|【公式】東京ディズニーランド | 東京ディズニーランド 

まずはディズニーランド編をご紹介します。

今回ご紹介するルートは

 

①ワールドバザール

②ファンタジーランド

③クリッターカントリー

④ウエスタンランド

⑤アドベンチャーランド

 

というルートです。

※トゥモローランド、トゥーンタウンは滞在時間の都合上省いています。

 

ファストパスを抑える人気アトラクションは

 

・スプラッシュマウンテン(クリッターカントリー)

・ビッグサンダー・マウンテン(ウエスタンランド)

 

この大物アトラクション2つです。

まず最初にスプラッシュマウンテンのファストパスを取得するところから始めましょう。

 

 

【ディズニー撮影 ランド編】 ワールドバザール

入り口

ディズニー撮影 ワールドバザール

まずは定番の入り口の門から。ここは季節ごとに装飾が大きく変わるのでいつ来ても楽しめます。

この写真は2018年のハロウィンの時期に撮影したものです。

 

ディズニー撮影 ワールドバザールハロウィン

夜にはハロウィンらしくオレンジと紫のライトアップが楽しめます。

 

「これから楽しむぞ!」という気持ちで入ってきた時と、「もう1日が終わってしまった」という帰りの寂しい気持ちをそれぞれ抱きながら撮影することになります。

 

 

店舗ディスプレイ

店頭のディスプレイにも目を向けてみましょう。

季節によって変わるディスプレイは美しく、綺麗に縦に修めればスマホの待ち受け写真にも使えます。

 

◆参考:偏光・PLフィルター 検索結果一覧(Amazonリンク)

 

 

[ワンポイントアドバイス]

 

※この時はPLフィルターを自宅に忘れてしまったのですが、PLフィルターを持っているとガラスの反射を抑えられるのでより綺麗に撮影することができます。

【ディズニー撮影 ランド編】 ファンタジーランド

シンデレラ城

 

シンデレラ城はもはや定番中の定番スポット。

みんなよく橋のところで手を上げて写真を撮っていますよね。

 

[ワンポイントアドバイス]

 

ディズニー撮影 シンデレラ城

 

遠くから全体像を写すのも良いのですが、今回はお洒落な街頭にピントを合わせてシンデレラ城を見上げる形で撮影してみました。

シンデレラ城をメインの被写体としてではなく背景として使う、しかし存在感が大きく一眼見てもシンデレラ城の写真だと感じるちょっと不思議な構図になりました。

 

ディズニー撮影 シンデレラ城②

裏側から見るとレンガっぽさがなくよりメルヘンな雰囲気になっています。

 

 

シンデレラのフェアリーテイル・ホール

 

シンデレラ城の中に入ってみましょう。

フェアリーテイル・ホールというアトラクションでは、シンデレラ城の内部を巡ることができます。

ディズニー撮影 フェアリーテイルホール

 

ディズニー撮影 フェアリーテイルホール②

シャンデリアやガラスの靴のディスプレイなど、輝く装飾がたくさんあってとても綺麗です。

外からの光も程よく入ってくるので暗くなりすぎず、撮影もしやすいのでオススメです。

 

 

[ワンポイントアドバイス]

 

昼間の明るい時でも天井やディスプレイ部分などは暗くなっていることが多いので、カメラの設定は絞り優先モードでIOS感度800くらいにしておくと撮影はしやすくなります。

 

明るすぎるかな?と思ったらISOを下げたりF値を上げたりして調節してみてください。

 

 

ブレイブリトルテイラー・ショップ

 

ディズニー撮影 ブレイブリトルテイラーショップ

 

ディズニー撮影 ブレイブリトルテイラーショップ

こちらもお土産屋さんですが、ディスプレイが凝っているので撮影。

 

2枚目のミッキーマウスはガラス越しにディスプレイされていたもの。

この年はPLフィルターを持ってきていたので、ガラスの反射をうまく抑えることができました。

 

 

ホーンテッドマンション

 

ディズニー撮影 ホーンテッドマンション

 

ディズニー撮影 ホーンテッドマンション②

ホーンテッドマンションに並んでいる間は、周囲のディスプレイにも目をやります。

 

この時はハロウィンの時期で、カボチャの置物がそこら中に置いてありました。

 

ディスプレイのされ方も綺麗で整っているのでフォトジェニックさがありますよね。

 

【ディズニー撮影 ランド編】 クリッターカントリー

スプラッシュマウンテン

 

ディズニー撮影 スプラッシュマウンテン

いよいよお待ちかねのスプラッシュマウンテンです。

 

早々にファストパスを取っておいたので、スムーズに乗ることができます。

 

乗り終えた後は外からスプラッシュマウンテンの全体像を撮影。

手前にある薔薇が良い感じにフレームのような役割を果たしてくれています。

 

 

[ワンポイントアドバイス]

 

スプラッシュマウンテンは水に突っ込むようなアトラクションなので、水しぶきが舞っていて日が差すと幻想的な雰囲気になります。

コースターが突っ込んだ直後を狙うとより美しい写真に仕上がります。

 

ただし、近づきすぎて水しぶきでカメラが壊れないようにだけ注意してください。

 

 

スプラッシュマウンテン入り口の小物

 

ディズニー撮影 スプラッシュマウンテン②

小さなベンチなど、探してみると細かいディスプレイが多いエリア。

そこにフォーカスして写真に切り取ってみるだけでも物語が生まれそうな予感がします。

 

ディズニー撮影 スプラッシュマウンテン③

 

ディズニー撮影 スプラッシュマウンテン④

 

ディズニー撮影 スプラッシュマウンテン⑤

なんともいえない渋みのある熊(?)のおじさん(犬…かな…?)をいろんな角度で撮ってみました。

 

風景写真から少し脱線していますが、周囲の暗さも相舞って陰影が良い感じに渋くなっています。

 

この後、ウエスタンランドへ移動してビッグサンダー・マウンテンに乗ります。

 

【ディズニー撮影 ランド編】 アドベンチャーランド

街並み

 

ディズニー撮影 アドベンチャーランド

ビッグサンダー・マウンテンを楽しんだところでそろそろ日が落ちてきました。

見上げると、日暮れごろのヤシの木が風になびいて哀愁を漂わせます。

 

 

パイレーツトレジャー前(夜の街並み)

ディズニー撮影 パイレーツトレジャー前

アドベンチャーランドの夜の街並みは必要以上にイルミネーションが輝くこともなく、まさに海賊の行き交う街といった様子。

 

 

[ワンポイントアドバイス]

ディズニーでは原則三脚を立てての撮影はNGとなっているので、夜間に撮影をする場合も手持ち撮影をしなくてはなりません。

 

手軽に綺麗な写真を撮影しようと思ったら、フルサイズセンサーのカメラF2.8以下のレンズがあるとかなり楽に撮ることができます。

それでもISO1600にしての撮影でギリギリ撮り切れるかなといった感じなので、APSC機の場合は多少のノイズは覚悟の上でISOを上げるしかありません。

【ディズニー撮影 ランド編】 出会えたらラッキーなキャラクターたち

今回のルートとは逸れますが、別日にトゥーンタウンで出会ったキャラクターたちです。

ディズニー撮影 トゥーンタウン

ディズニー撮影 トゥーンタウン②

このエリアのレストランでランチをしていると突然入り口から現れました。

 

こういった突然の登場&ランチ中などで動けない時は70-200mm f2.8のレンズがあると便利です。

中望遠〜望遠域をカバーできる明るいレンズがあれば、比較的どんなシーンにもその場から動くことなく対処できます。

 

 

 

ディズニー撮影はカメラの総合演習

ディズニーリゾートの撮影、はその他のテーマパークとは一線を画すクオリティを誇っており、自然風景・建築撮影・物撮り・ポートレートなど全てにおいて楽しむことができるカメラの総合演習です。

 

あまりに広大な敷地で尚且つ魅力的なアトラクションやレストランが数多く存在しているので、なかなか1日で全てを撮り切るのは難しいですが、事前にどんな写真をメインで撮るのかをイメージしてコースをシュミレートしておくだけで動き方が変わります。

 

魅力的な写真が撮れる場所と撮影方法、持っていく機材やカメラの設定などを事前に考えておいて短時間で撮って回るということを心がけるとよりたくさんの満足いく写真が撮れるのではないでしょうか。

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