イルミネーション撮影の3つのポイント

クリスマスが近づいてきました。この季節はテーマパークや繁華街でクリスマス限定のイルミネーションの装飾がなされ、ひと味違う雰囲気に思わずカメラを手に取り撮影に出掛けたくなりますね。

クリスマスシーズンのイルミネーションといえば六本木ヒルズ東京ミッドタウンといったメジャーなイルミネーションスポットだけでなく、最近ではお寺や神社といった和風の空間×イルミネーションという試みもなされているようです。

折角クリスマスシーズンだけのイルミネーションなのに写真がなかなか上手く撮影できないことはありませんか?

 

・設定がよくわからない

・暗い写真が撮れてしまう

・どうしてもブレてしまう

 

実のところイルミネーション撮影はAUTOモードだけでは少々難易度が高いです。

携帯カメラを含め最近のカメラは高性能なカメラが多く、ある程度綺麗に撮影出来てしまいます。

 

『カメラの設定わからない。勉強するのも手間だからAUTOモードで撮影しちゃうけどブレがち・・・。』

 

そんな方、多いと思います。

今回は、このような疑問や悩みを解決できるコツを解説していきます。

この記事で紹介する「イルミネーション撮影の設定で意識すること3つ」を理解すれば、クリスマスシーズンだけのイルミネーションを綺麗に撮影することができます!

 

イルミネーション撮影の設定で意識すること3つ

イルミネーション撮影の設定で意識することは、以下の3つです。

 

 

1.明るさ対策①:ISO感度をあげる

 

2.明るさ対策②:シャッタースピードを意識する

 

3.ホワイトバランスで色味を調節する

 

 

順番に説明していきます。

ISO感度をあげる

ISO感度って?

ISO感度とは、カメラが捉えた光を写真に反映させる感度を示します。

 

明るいところではいつも何の問題もなく撮影出来ているけれども、イルミネーションも含めた暗いところでは何回撮っても暗い写真が撮れてしまうことはありませんか。

そんなときにISO感度が役に立つでしょう。

 

効果については次項で解説します。

ISO感度を上げてできること

基本的に暗いところで撮影する際は、原則ISO感度を上げる必要があります。では、ISO感度を上げることでどのようなことが出来るのでしょうか。

 

 

1.少ない光を暗い場所でフラッシュを使わなくても撮影ができる

ISO 感度が上がることで少ない光でもカメラが捉えられるようになります。

 

イルミネーション撮影は夜、暗い場所で撮影することが多いですよね。

 

一見明るく見えるかもしれませんが、太陽光の下や室内に比べ光の量が少なく、ISO感度が低いとイルミネーションの光を捉えることができません。

 

 

2.ブレない撮影ができる

シャッタースピードとはシャッターが開き光を取り込んでいる時間のことを言います。

シャッタースピードが速い(=ISO感度が高い)とくっきりした写真を撮影することが出来ます。

逆に遅い(=ISO感度が低い)とブレた写真を撮影することが出来ます。

 

動いている被写体を撮りたい場合は、ISO感度を上げて撮影するのがおすすめです。

 

シャッタースピードによるイルミネーション撮影については次項『シャッタースピードを意識する』で詳しく説明しています。

3.ノイズが出てしまうという欠点も

ザラザラ・ボツボツとしたノイズの対策として

 

・ISO感度を上げすぎない

 

・ノイズ軽減機能を使う

 

・編集ソフトで除去する

 

といったことが挙げられます。色々試行して自分の納得のできる撮影・現像方法を探してみましょう。

ISO感度による写真の違い

ISO感度を上げるとこのような映り方になります。

 

ISO 200

 

ISO 6400

 

明らかにISO感度が高い方(6400)が光を多く捉えていることがわかりますね。

 

暗い=光の少ないところでは光の量を調節して撮影することでAUTOモードとはひと味異なる撮影が可能です。

シャッタースピードを意識する

シャッタースピードって?

ISO感度が受けた光を反映する感度とするのであれば、シャッタースピードはどれだけの時間光を取り込むのかというイメージです。

 

イルミネーション会場の様な暗く光が少ないところではISO感度を上げる他、シャッタースピードを遅く設定することで捉える光を増やすことが出来ます。

 

シャッタースピードを遅くした例としては『一晩夜空を撮影した光の曲線の写真』『高速道路を撮影して車のヘッドライトの光の線の写真』をよく見ると思います。

 

シャッタースピードによる写真の違い

シャッタースピードを変えた際の違いを比較します。

 

 

1/250秒

シャッタースピードが早すぎると、光が捉えられずに暗くなりってしまいます。

 

1/40秒

同じ場所でも綺麗に撮影できます。

 

シャッタースピードを長くしたイルミネーション撮影には三脚を使おう

夜間のイルミネーションは、AUTOモードで撮影するとどうしてもブレてしまいがちです。

 

カメラが光を捉えるまで時間がかかり、シャッターを切る間に自分の手元が動いた影響で写真の光が一点に止まらずに撮影されることが原因です。

 

これはシャッタースピードを遅く設定した時も同様です。

 

そのためシャッタースピード次第ではカメラの固定が必要になります。

 

三脚は安いもので1000円程で販売されているもので十分です。

三脚ありとなしで比較

それぞれシャッタースピード4秒で撮影しています。

 

三脚なし

ブレていてしっかり被写体を捉えられていません。

 

三脚あり

被写体をしっかり捉えられています。

三脚を忘れた場合

三脚を忘れたときは、1/40~1/60秒にして撮影することをおすすめします。これ以上遅いとブレやすくなり、速すぎると暗い写真になります。

ホワイトバランスで色味を調節する

カメラの機能には、『ホワイトバランス』という機能があります。

ホワイトバランスとは撮影するときの光を補正して写真の雰囲気を変える機能です。

 

種類としては

 

・AWB(オートホワイトバランス)

・太陽光

・日陰

・曇天

・白熱電球

 

など5~7種類のホワイトバランスがあります。

 

同じイルミネーションの写真でも別のライティングや別の時間に撮影したように見せることができます。

 

わかりやすく比較するために「白熱電球」「太陽光」の二つを比べてみましょう。

 

 

白熱電球

被写体が白くなり、電球を当てたような仕上がりになります。

 

太陽光

被写体が太陽光に当てられたときようなの温かみのある写真になります

 

どちらも同じ場所・同じライティングですが、全体の色味が変えることが出来ます。

 

イルミネーションを撮影する際にはイルミネーションによって適切なホワイトバランスが違うので色々試して楽みましょう。

初心者の方には特におすすめ【Tvモード(Sモード)】

Tvモードとは絞り値(大雑把にいうとピント)はカメラに合わせてもらい、ISO感度とシャッタースピードのみを設定して撮影できる機能です。

 

イルミネーションの様に光の調節が難しい撮影にはISO感度とシャッタスピードに集中できるため、おすすめの撮影方法です。

 

慣れてきたら絞り値も調整し、あえてピントをズラしてみても良いかも知れません。

 

ちなみにTvモード、Sモードの名称の違いはメーカーにより異なります。

それでも上手く撮れない場合には

Pモードを使いましょう。PモードでISO感度を高くして、ホワイトバランスも設定することである程度綺麗なイルミネーション写真を撮ることができます。

まとめ

イルミネーションを上手く撮影するには、まず以下の3つの設定を意識しましょう。

 

・ISO感度

 

・シャッタースピード

 

・ホワイトバランス

 

クリスマスシーズンのイルミネーション撮影は初心者の方にとっては少し難しいかもしれませんが、コツを知れば誰でも簡単に撮影できます。

 

イルミネーションに限らず新しい場所や環境での撮影は初めから上手くはいきませんが、この試行錯誤を楽しめることがより良い写真撮影の第一歩です。

 

上手く設定することができれば、最高の思い出となる一枚を撮ることができるため、たくさん失敗して、試行錯誤しながら楽しく撮影しましょう。

 

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寺脇和輝

寺脇和輝

京都で、フリーランスのWebライター、ときどきカメラマンとして働いています。カメラはCanon EOS kiss x7i・EOS M10を使用。 普段からカメラを持ち歩いて旅先の風景を撮っています。

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寺脇和輝

寺脇和輝

京都で、フリーランスのWebライター、ときどきカメラマンとして働いています。カメラはCanon EOS kiss x7i・EOS M10を使用。 普段からカメラを持ち歩いて旅先の風景を撮っています。

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